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菅野美穂さん出演の「蜜の味」 最終話 感想

蜜の味 最終話 オンデイマンドで観ながら書いている。

倒れて病院のベッドで寝ている彩。彩の色々な思いが描かれる。普通こういう描写って主人公のものだと思う。視聴者の彩に対するシンパシーも増そうというものだ。作り手の意図は私には確かではないが、彩も単なるわき役、悪訳って訳じゃないんだって気もする。実際、ネットでは菅野美穂さんファンならぬ彩ファンも少なくないようだ。そうだとして、私にはそれも菅野さんの魅力ならぬ菅野さんの演技力の魅力だとは思うのだが。

病院のベッドでの、彩と細川の会話。彩、いいひとじゃん。しかし細川、全く反省ない。ぷんぷん。彩も細川に「何もかも、お前のせいじゃー !」って、ボコボコに怒鳴ってやればいいのに(笑い)

穂影は大のSFファンで、そうでない人は、SFなんてマンガチック、幼稚ってことなるのだろう。これには大いに反論するのが、我々SFファンである。

一方で、穂影は、おおむね恋愛ドラマは苦手で、それが昔の昼ドラ的だとマンガチック、幼稚だと思ってしまう。

まあ、SFファンも恋愛ドラマファンも、妄想を楽しんでいるんだと言ってしまえば言いのかもしれない。お互いに反目する場合は、お互いの妄想の楽しさを理解しないだけだ。

彩ファンだと、女性でも、SFファンではないにしても、昔の昼ドラ的恋愛ドラマ妄想系にはないじめない系かも。それよりミッション達成系、社会派ドラマの方が好き系の女性かもしれない。

直子のお母さんの手術で苦境に立つ直子、雅人の前に現れる、彩。かっこいいのか、意地悪なのか、正しいのか間違っているのか、結構深いのかも知れない。

直子、雅人も不条理に苦しんでいるが、本当にその不条理を乗り越えているのは彩だだ一人にも思える。超人の域だ。SFファンが礼賛するのは、こういう超人、スーパーガールなんだよね。

則杉にたいする彩の態度もカッコイイ。

ただ、彩は伴侶を求めることでは、その相手を幸せにすることが出来なかった女だと言うことになる。彩はそれを反省してもいるようなのだが。

彩の許し難いところは、その犠牲者に雅人を選んだことなのだろう。最後まで彩なんか嫌いという視聴者がいるとすれば、この辺になるだろうか?

しっかし、昔の日本の男性などは、伴侶の女性にこうした犠牲、負わせまくりである。家で夫婦の会話がないみたいな、雅人の彩に対するボヤキは、多くの家庭に入った女性のボヤキでもあって、彩がやっていたことは多くの男がやっていたことでもある。

ドラマでは社会道徳は、最後まで直子、雅人を許していなくて、ドラマでは、許していない視聴者はいるにしても、彩を超人ヒーローで終わらせてしまっていると穂影は思っている。

いくら穂影が菅野さんファンだとしても、ドラマをこれで終わらせて良いものだろうかとも思ってしまう。それがこのドラマの真骨頂なら良いが、我々菅野さんファンへの配慮なら、菅野さんも不本意であろう。作品が駄作になってしまう。

恋愛ドラマ苦手の穂影には、ドラマに中途半端を感じてしまう。もっとも科学的現実性を考えたたら、SFなんて中途半端なくしては描きようがないのではあるが。それで、恋愛ドラマを否定するならヤボ、恋愛ドラマを観る価値のない人間ということではある。

前にも言ったことがあるだろうか? 穂影はあまり馴染んでいないが純文学なるものにも、恋愛を扱ったものは少なくないようだ。こうした高尚に馴染んでいる人は、レベルの低い恋愛スキャンダルの井戸端会議には馴染めない人なんだろうなと思う。娯楽週刊誌などは、主にこの低俗が市場なんだろうなと思う。ただ高尚な主婦やOLは、この本心を隠して、まわりから浮かないように、レベルの低い人に説明するのも面倒だから、だまって井戸端会議を聞いているのだろう。こうした人は、こっそりスキャンダルの渦中の人に優しく接していてもあげている。

世の中には、彩より直子よりも立派な、直子の立場の女性というのは、とても多いと思う。直子のように感じたときは、雅人が彩と離婚したら、彩よりも良い自分の知人、もしかしたら彩みたいな旦那と離婚した友人かも知れないが、そんな人を雅人に紹介してあげるものだと思う。もっともそんな普通な直子じゃ面白いドラマにはならない訳ではある。

さらには、もっとちゃんとした直子の立場の人は、彩が雅人を幸せにしない人だと思っても、微塵もその考えを彩に感じさせないように最大の配慮をする。世の中の直子の立場の普通の子は、そんなふうにみんな立派でちゃんとしている。そうでないと雅人を馬鹿にしていることになるのだから。彩に対する悪意でなく雅人に対する悪意になるのだから。その意味でドラマの直子はとても悪い、出来の悪い子である。実際の女性でこうした出来の悪い、悪女はめったにいない。でもそんな普通の直子じゃ面白いドラマにはならない訳だ。

穂影のヤボついでに、念を押すと、ドラマの最初の方では、彩は夫婦の会話なんて軽視した上で、街角で男漁らなくても、ホストクラブに行かなくてもイケメンとセックスできれば良い、それが人生の勝者風に描かれている。この価値観って彩を男に置き換えたら世にまだ数が多い誰かさん達な訳だ。まあ彩の場合も、承知の上でしょうみたいなことは言っているのだが。彩は最終回近くで、超人的な達観に到達しているようだが、誰かさん達は、今だ夫婦の会話がない程度のことで、離婚の理由など認めない。まして女房が、奥さんの寂しさを心配する男と浮気することを認めない。ある意味、彩は皮肉的に超人的な存在で終わっている訳だ。

蛇足だが、穂影みたいな男が、恋愛ドラマで好きな系は、社会の巨悪で不幸な境遇の女性を救う王子様になる系の妄想系のドラマ。本当のお姫様をゲットする系ではないことが多いかも知れない。でもこれって、女性に対するゴーマン系が隠れている可能性があるから要注意かとも反省する。

雅人に対する批判を書き忘れた。なにかと穂影にとっては疲れる感想のドラマである。(笑い)

でも、菅野さん、榮倉ちゃん、ARATAさんはじめ、溝端君、木村文乃さん、ほとんど全ての役者さん、素晴らしい実力だった。みんな底上げ女優・男優さん達だったドラマだ。ギャラじゃなくて実力で超豪華メンバーで終わったかと思う。それに関しては、ここ2、3年でもピカイチのメンバーではあったと太鼓判を押したい。これからこのドラマを観る人、是非そこに注目して欲しい。

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コメント

穂影さん、今晩は♪

菅野仁恋太郎です^^

ブログへのご訪問&コメントありがとうございます<(_ _)>


蜜の味、とうとう終わってしまいましたね~。

菅野美穂さん出演のドラマが
無くなってしまったので、とっても寂しい想いをしている
恋太郎です^_^;


>社会の巨悪で不幸な境遇の女性を救う王子様になる系の妄想系のドラマ

これってちょっと気になりますね^_^;

今私は、韓ドラ「トンイ」にハマっています。
社会の巨悪とされた人の娘が、その国の王子と結ばれるのですが、
今、究極のピンチに立たされている状態で面白いです。


>ほとんど全ての役者さん、素晴らしい実力だった。

これは同感ですね~♪
良い役者さんが揃っていました。

まぁ、ストーリーは
一般的に有り得ないモノを扱っていましたから
好き嫌いがあって仕方ないと思います。

ただもう少し、
濃厚というか? なんというか?

もっと胸をしめつけられるような
そんな恋愛ドラマが観たかったような
気が致します。


では、またお邪魔しますね~☆(^。^)

投稿: 菅野美穂 ファンブログ@菅野仁恋太郎 | 2012/02/07 02:46

初めまして、こんにちは。菅ちゃんのブログやってますclouと申します。
先日はコメントありがとうございました。そしてウチの事も色々と書いて頂いてたのも勿論知っておりまして…申し訳ないやら有り難いやらびっくりしております。
それなりに長い菅野ファンではあるので穂影さんのお名前もこちらのブログを通して知って居りました。
正直あまり自分のサイトは…文章を綴るって気力体力が要ります。私がもの凄く面倒くさがりなので、でも書き出すと面倒くさいって言葉は何処に行ったと言わんばかりダラダラ愚痴る様に綴る。
わざわざタイトルに“うだうだ”と付けたのはその辺に理由があります。なのでそんな私の感想を読まれる方は奇特な方だと、イエ、真剣に有り難く思っています。
読んで、しかも楽しんで頂けた様で感謝です。
日記なんて面倒で3日も保たない私が何とか続けられてる理由は、菅野がとんでもなく好きな事と、ぐだぐだうだうだしながらだらし無く続けるというスタンスを基本としてるからなので、
穂影さんのように長く続ける事は…どーでしょう???…でも目標にさせて頂きたいと思っています。
穂影さんのようなしっかりした文章は私には到底無理ですけれど、ぎゃーわーグダグダで時に菅ちゃん笑いをあははと織り交ぜながら気張らず歩みたいです。

そして「蜜」最終話ですね。彩を超人ヒーロー!納得です。
私も書かなきゃと思いながら…観終わってどー纏めて良いものか迷ってしまいまして、決して出来の良い作品ではないですから放置してしまってます。
もともと試験前に勉強せず掃除を始めるタイプなので、今も「蜜」感想前に他の事やってしまったり…。
「大奥」情報も撮影中な為かちょこちょこ溢れて来るので気もそぞろで何とも「蜜」に向かえない自分が居ります。でもま放っておくのもなんですし今月中には………何とか…ハイ。

それでは今後ともよろしくお願いします。
clou(クロウ)でした。←この名も面倒臭いのでブログタイトルをそのまま持って来ました。
ではまた。ありがとうございました!

投稿: clou | 2012/02/11 15:02

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