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2013年11月10日 - 2013年11月16日

2013年11月10日 (日)

原発輸出が日本経済を破綻させる日

日経の2013年11月8日付けの
東芝、英原発会社を買収へ 年内にも株式50%取得
という記事を懸念している。

この英原発会社というのは、ニュージェンという会社である。
記事では、
東日本大震災以降、東芝は新規受注がない状況が続いている。まず発電事業者を傘下に収めて設備を納入し、その後に経営権を売却して投資資金を回収する事業モデルを描く。
としている。
この文脈からして、ニュージェンという会社は発電事業者と考えてよかろう。
ここで問題としたいのが、
原発は事故において、製造物責任が無いという国際慣例である。事故責任は発電事業者に集中するということがある。
このことは、東芝が納入した原発が、英国で福島第一原発のような事故を起こしても、責任は発電事業者であるニュージェンという発電事業者に集中し、東芝はほぼ免責となるという意味だ。
これは現在、福島第一原発の事故においては、東電に責任が集中して、GE、東芝、日立のような原発メーカーは損害賠償に応じる必要がないことと同じ状況である。
しかし、英国で同様のことが生じた場合、英国民はそれで納得するだろうか?

そうはいかないとなると、莫大な賠償金によって、東芝などが経営危機になると、例によって、東芝などは大きくて潰せないの原理で、日本国民の血税であがなうことになるのではと心配されるのである。

仮に、英国で東芝が納入した原発が、英国で福島第一原発のような事故を起こしても、東芝の製造物責任が無いということが押し通せたとしよう。となれば、ニュージェンという発電事業者に責任賠償が集中し、ニュージェンという発電事業者は経営破綻するだろう。東電も福島第一原発の事故で経営破綻し、日本国民の血税が膨大に投入されている。

ニュージェンという発電事業者が経営破綻すれば、この会社を買収した東芝の膨大な損害ともなる。しかしながら、東芝は設備を納入したら、その後に経営権を売却して投資資金を回収するという悪辣ぶりである。

そんな悪辣に、英国民は納得するのであろうか?

そもそも、経営権を売却して投資資金を回収するなど、東芝の思惑通りにいくだろうか?誰も買い手がなくて、東芝の経営危機の種になるのではないかとも思う。

東芝、日立、三菱などの日本の原発メーカーは頭が狂っているとしか思えない。日本のメガバンクなどは、どれだけ東芝、日立、三菱に貸し付けているのだろうか? 私は融資を早々に引き揚げるべきでないかと懸念するのである。

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