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2009年5月29日 (金)

09.04.30朝日ジャーナル・赤木智弘氏へのインタビュー

2009年4月30日号・週刊朝日緊急増刊・朝日ジャーナルの赤木智弘氏へのインタビューを論文を読んでいて

「論座」2007年1月号の、氏の有名になった論文は読んでいない。赤木氏の情報発信をちゃんと捕捉していない。 そうした情報は、いくらかでも、希望者の数が多ければそれなりの、赤木氏の収入になる形で、金を払って入手したいと、私個人は思う。

そうするだけの、情報の固有価値が赤木氏だけにあるのではなく、すなわち、我々が知らないだけで、赤木氏と同水準の、情報、意見を発信している赤木氏と同世代の人たちが潜在的にもいるのかも知れないが、論座が注目して世に出した赤木氏とのコラボを、ここはすなおに肯定したい。これは私にとっては対価を払って得るだけの情報として赤木氏の固有の価値と私はする。いくぶん、運も実力のうちの見方が入っているかも知れないが、そうかどうかは、私なりに、赤木氏を見極めてみないと判らない。でもそれは他の有名で社会的地位が確立している言論人だって同じことであろう。実力のこもった言論は最初だけで、有名になってからは、貫禄でごまかして、実は中身が空っぽのことしか書いていないかもしれないのである。

戦争は、なんとしても嫌ではあるが、赤木氏の心情は、なんか、すごく理解できしまうような気がする。
戦争が嫌いだから、赤木氏とは話もしたくないというのでは、戦争を嫌う気持ちの方が本物でないような気がしてしまうのである。

赤木氏と話しもしたくない人は、戦争さえ起きなければ、赤木氏たちのように、考える力がありながら、働いても、働いても、やるせない生活が、死ぬまで続くという生活に、かろうじて、ならずにすむ確率がある程度以上高い人なんだということを思い知らされる。戦争が嫌いだから、赤木氏とは話もしたくないという平和主義の信条というのは、なんとか、こうした状態にしがみつき、そこそこそこに安住を見出している者達なんだなという気もしてくる。穂影もその一人である。

赤木氏と話しもしたくないと言う、背広を着た世間で認めてもらっている、言論人知識人などは、さらに穂影などよりも、ずっと可能性的にも、一番ひどかったときの赤木氏の状態から、距離が大きい、ゆとりのある人々だろう。その状態で平和主義者でいる。

戦争というのは、赤木氏らが起こして欲しいから起きるのではなく、今、赤木氏と話しもしたくないという平和主義者が、一番ひどかったときの赤木氏の状態に近くなるという危機感で起きるのだということを歴史は教えているように思う。つまり餓死するという恐怖ではなくて、明日から車にガソリンを入れる為には、ステーキが食えなくなるで戦争をするのである。
その程度の平和主義者は、赤木氏もあっと驚く豹変をいとも簡単にやってのけるのである。米国民がそうである。赤木氏らではなく、米国民がそうしたいと思えば、日本国民は徴兵され従軍せざるを得ないのは現在でもそうである。日本人が戦う相手は、米国に言われて中国かもしれないし、また米国かも知れないのである。
あるいは、やがてはその役割は米国民でなく中国国民に移るかも知れない。日本人は中国国民が望むから米国と戦争し、あるいは中国と戦争をするかもしれない。

赤木氏らと、十分にこうした話をする必要があるように思える。

私は、戦争する勇気よりも、戦争しないで、みんなで貧乏になる勇気が欲しかったと、書いたことがあるが、それができるなら、今、一番ひどかったときの赤木氏の状態と変わる勇気があるのかと問われてもいかしかたあるまい。

今後、太平洋戦争ようなことを避けること。その抑止力は赤木氏の存在が握っているように思える。社会的地位のある平和主義の言論人は頼りない。
あの太平洋戦争勃発のとき、今のような、社会的地位のある平和主義の言論人がいなかった訳ではなかろう。それでも米国民が望んだから、太平洋戦争は起きた。
米国民が自らを欺く為に欲しがった大義名分をチャーチルとルーズベルトの画策によって成就させられてしまったから起きた。
米国人が、日本人が、みんなで貧乏になる勇気がなかったから起きた。

そして当時、もっと貧乏な若者がたくさんいたのに、赤木氏のような若者がいなく、その若者と、米国がどのようにして戦争を起こすかについて、十分に話し合う機会を持たなかったから起きたようにも思えるのである。

今、赤木氏の希望がかなう確率は、必ずしも低くはない。蟹工船のブームは、無意味であろう。

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